急性膀胱炎をクラビットで治しました。
年度末でものすごく忙しい日々が続いた時に膀胱炎に罹ってしまいました。
最初は排尿時にしみるような痛みがするくらいだったので、片づけなければならない仕事も満載だったこともあり、我慢していました。
しかし、その日の夜には血尿が出て、膀胱におしっこを貯めるのを拒絶するかのような残尿感に襲われました。
その晩は一睡もできず、そのうち熱が出てきてしまい、自然治癒は諦めて職場近くの泌尿器科を受診しました。
初めての泌尿器科でしたが、検査後すぐに「膀胱炎だねぇ」と医師に言われ、熱も出ていたのでお尻に抗生物質を注射!
生まれて初めての泌尿器科で、これまた生まれて初めて尻に注射を打たれてしまいました。
何で腕じゃダメなの?
生き恥をさらしたものの、これで治るならと腹をくくりましたよ。
薬が処方されて、薬局に行くとクラビットと頓服の消炎鎮痛剤が処方されました。
クラビットはニューキロノン系の抗生物質なので、膀胱炎の原因のトップである大腸菌に良く効く薬です。
処方されたのは1日3回で5日分でした。
その代わり他の菌の場合はあまり効かないので、これを2~3日飲んで効果がなさそうならもう一度病院へ行くようにと言われました。
その日の昼からクラビットを飲み始めましたが、あの尻注射が効いたのか、熱や垂れ流し状態のおしっこの症状は昼過ぎには良くなりました。
薬を飲み始めてから2日目になると、膀胱への溜まりにくさは全く感じなくなり、排尿したときのしみる感じ位しか症状がなくなりました。
ただ、どの抗生物質を飲んでもお腹の調子が悪くなる私。
以前効果が穏やかな部類の抗生物質であるフロモックスでもお腹の調子が悪くなったので、クラビットはどうかなぁと思っていたのですが。
……案の定クラビットでもお腹の調子が悪くなってきました。
恐らく、腸内細菌が殺菌されてしまって腸内の細菌叢が変化してしまったからだろうなぁと思っています。
下痢はしないのですが、渋り腹というか、腸の中にガスが溜まっているような感じの割に、ガスも便がでないような症状です。
膀胱炎の方は3日目を過ぎたころには自覚症状がなくなりましたが、お腹の調子の悪さで体調はあまり良くありませんでした。
医師の言う通りきちんとクラビットは飲み切りましたが、お腹の調子は薬を飲み終えてから3~4日近く良くなりませんでした。
感染して増殖した細菌を抑えるための抗生物質なので、今回も飲まなかったらきっと敗血症で入院する羽目になっていたことを考えれば、飲まないという選択肢はありませんでした。
ただ、お腹の調子が悪くならないような抗生物質にいまだ出会ったことがないので、多分私の体質的にこういった薬が合わないのかもしれません。
ただクラビット自体は私の罹った膀胱炎にはとても良く効いたようです。
あまり病院に行くこともないので、抗生物質を飲む機会は年に1回あるかないかですが、お腹の調子が悪くなる副作用は、ヨーグルトや発酵食品をむしゃむしゃ食べて乗り切ろうと思います。
(新潟県 ななこさん)